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 営農アシストニュース 1月 直売所向きの葉菜類
栽培・防除・営農ニュース

 直売所にはスーパーなどでは普段見かけない
珍しい野菜・味は良いが輸送しにくい野菜・通
常見られない時期の野菜を揃えることも大切で
す。今回は直売所向きの春から初夏にかけてと
れる野菜をピックアップしてみました。

ハクサイ
 秋冬どりが中心のハクサイ。早春から初夏にかけても
店に並べると多量ではないがコンスタントな販売が期待
できる。ポイントは秋冬どりのように漬物用など大量に
使用することがないのでやや小型で葉が軟らかな品種を
用い、早期抽台しないよう温床育苗(13℃以上)で、定植後ト
ンネル被覆を。品種としては「栄黄」「勝春」「お黄に
いり」などとう立ちしにくい品種を用いましょう。
「ちっチャイ菜」「娃々菜」など300〜500gの超ミ
ニ品種もおすすめしたい。

 キャベツ
 秋播き早春どりの収穫が終わった5月を中心に直売所
の出荷量が少なくなります。この時期をねらうには、1
月下旬から2月上旬に小玉の早生品種を播種しトンネル
栽培を。これには食味が良いたけのこ型品種の「みさき
」、トンネルが面倒な人はやや遅れて2月上中旬に播種し、
3月下旬に定植すれば露地でも5月下旬から6月上旬以
降収穫ができる。「YR青春2号」「北ひかり」はおすす
めしたい品種。

 レタス
 春どり球レタスは1〜2月に播種、3〜4月に定植す
れば5月頃から収穫できる。品種は「コロラド」など。
人目をひく品種として、リーフレタスで葉の周辺のフリ
ルがユニークな「ハンサムグリーン」、黄緑の蛍光色が映
える「トロピグリーン」がおすすめ。葉の紅が目立つロロ
ロッサ系品種の「コーラルレッド」「サンマリノ」などが
あります。

 ブロッコリー・
   カリフラワー

 秋播きブロッコリーの側
枝収穫も終わる4〜5月は
ブロッコリーの出荷が少な
くなります。この時期にあ
わせるには1月中旬までに
播種しトンネル被覆(一重
又は二重)をします。トン
ネルが難しい場合、マルチ
栽培で2月10日頃に播種
し、3月中下旬に定植する
と5月下旬から収穫となり
ます。品種は「ピクセル」
等の早生種を。
 カリフラワーはブロッコ
リーに比べ耐寒性は劣り、
収穫までの期間もやや長く
かかりますがブロッコリー
より少し丁寧に管理すれば
立派なものが収穫できます。
品種は「スノークラウン」
に代表される花蕾が白色の
が中心ですが、変わったと
ころでは黄色や紫色のもの
があります。なお、気温の
上昇とともに6月中旬以降
は花蕾の品質が低下するの
で、それまでに収穫が終わ
るよう栽培時期を選定され
たい。




カラシナ
 カラシナにも従来のタイプと異なる品種が登場してい
ます。葉面がチリメン状に縮み、柔らかで独特の辛みが
あり、サラダやパセリ・レタスに代わる装飾野菜として
使われる「わさび菜」、葉にノコギリ状の深い刻みがあ
り一見するとミズナに似る「リアスからし菜」などがあ
ります。これらは、ハウスで2月、トンネルで3月、露
地で4月から播種し、株取り収穫します。
 
 シュンギク
 葉が柔らかく、香りをおさえたサラダにも向くシュン
ギクも見かけるようになっています。「たつなみ春菊」
は中葉系で葉の切れ込みはすくなく、茎が太く柔らかで
一部でサラダシュンギクの名で販売されており、「ステ
ィックシュンギク」は茎が真直ぐに長く伸び椰子の木の
ような草姿をしている。

 エンダイブ
 流通が少ない野菜ですが、リーフレタス程度の大きさ
で葉の緑に切れ込みが入り、中心部分が黄白色の野菜で
す。栽培方法はリーフレタスに準じ、1月下旬から2月
上旬に播種し、3月10日前後に不織布等でベタがけし
て定植すると5月上旬に収穫できます。葉にやや苦味
があるので収穫間近に遮光し葉心部分を軟白して苦味を
和らげてから収穫します。